1日1日と春が近くなってきています。
当院も先月の末におかげさまで1年を迎えることができました。
この場をおかりして、皆様にお礼を申し上げます。
開院しての1年目でしたので、少しずつ、近郊の皆様に知られていくような状態で来院者の数が増えるかと予想しておりました。
しかし、大きく予想を上まわりまして、夏には1日に100人を超える日もあり、日々の忙しさに追われ、しばらくコラムの内容の更新もできずにいました。何度か当ホームページにいらしていただいた皆様には落胆させていたと思います。すみません。
さて、当院は市内では珍しい予約制をとっております。完全予約ではありませんが基本的は一度カルテを登録させていただきました患者様には希望の日時に待たずに診察に入れるシステムを考えました。現実には、土曜日などの繁忙日には予約のみで満杯になってしまい、さらに同時に初診の患者様の診察もおこないますので、診療の後半にはお約束の時間よりも15分以上もお待たせしてしまうこともあり、ただただ平謝りの時もあります。この点を踏まえ、今月からは10時以降の込み合う時間には看護スタッフを2名に増員するなど、患者様へのサービスの低下につながらないように工夫をすることになりました。
そもそもなぜ予約制を取っているのか?その背景には、私自身が以前にさまざまな病院で勤務をしたときに患者様の動きに一定の傾向があることを知っていたからです。これは医療従事者であれば、みなさんお気づきのことと思います。曜日は月曜と金曜と土曜日がもれなく混み合うことが多く、さらに10時を目指して来院される方が多いということです。
当然のことながら、その時間に1、2分の差で来院されても、たとえば7人目にいらした場合では最低でも40分は診察室に入るまでの時間がお一人目の方との差が生じることになります。すると、つい30分前にはコートも診察室で脱ぐくらいにすぐに診察室に案内されていたのに、ほんの30分の違いで1時間くらい病院に滞在せざる終えなくなるのです。
このような傾向があることが当初からわかっておりましたので、はじめから予約制というスタイルにして、ある特定の時間帯に大勢の患者様が集中し、無駄な待ち時間が増え、おひとりお一人とお話する時間が少なくなることがないようにしたく、時間枠を設定しました。小さなお子様連れの患者様にとっては待ち時間にお子様が疲れてしまうことや、感染性の疾患に暴露する危険もありますので、病院には短時間の滞在としたいところが本音と思います。また、お仕事や学生のかたにとっても、アトピー性皮膚炎や乾癬などの慢性の皮膚疾患であればこそ、周囲の協力が得られにくいこともあって通院すること自体が難しいこともあります。よって、受診をすることによって日常生活に時間的なしわ寄せを起こさないようにすることが通いやすいことにつながり、これこそが、治療を継続する上で基本的でありもっとも大切なことと考えております。あえて余裕をもっての時間枠の設定をしておりますために予約がすぐに満杯となり、お断りさせていただくこともありますが、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。また緊急のときにはその旨を電話でお話くだされば、対応ができることもありますので、遠慮なくお申し出いただきたいと思っております。
2年目を迎えました日吉皮膚科をよろしくお願いいたします。 |